タカオカ化成工業のモールド製品は、未来型の新交通システムやビッグデータを活用するためのデーターセンター、再生可能エネルギーの広がりに伴い需要が増加している直流に対応した機器など、様々な先端技術分野で活用されつつあります。これまでに培った「自然に優しい技術」が明日へのテクノロジーを拓きます。
データセンタ内の電源設備であるサーバ室低圧電力分電盤(PDU:Power Distribution Unit)に収納される低圧の変圧器(PDU盤用モールド変圧器)です。約1,120台の納入実績があります。(H29/3現在)F種モールドタイプを適用することによって、損失を減らしエネルギー効率を上げて省エネを実現しました。
製品仕様
-耐熱クラス:F種 -定格容量:10~500kVA
-一次電圧:200~400V -二次電圧:100~200V
-結線:3相3線式、3相4線式、3相6線式、3相7線式、スコット(3相3/2線式)
-励磁突入電流倍率:お客様ご指定の値にて製作可能
-Kファクタ値:お客様ご指定の値にて製作可能
-静電シールド:シングル、ダブル対応可能
タカオカ化成工業では長年にわたる独自の樹脂配合技術により開発した電気的・機械的・耐クラック性に優れた特性のエポキシモールド技術を応用し、長高圧の直流電圧に対応した変圧器を製品化しております。電力を無駄なく活用できる直流配電システム等の広がりを受け、未来へのテクノロジーとして期待されます。
主な製品仕様
-耐熱クラス:F種
-直流耐電圧:DC50~330kV
-交流耐電圧:AC2kV
-定格容量:ご要望に応じ対応可能